なががなブログ - 2008/01/01

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2008年01月01日(Tue)▲ページの先頭へ
やれんのか!大晦日!2007

PRIDEの直系だけあり、いい意味でも悪い意味でも会場でライブで体験する価値のある大会だった。

準備期間の問題か、資金、人員の問題か運営に関してはちょっとクオリティが落ちてた気がする。
入場時やトイレを探すときに係員に何度か間違った案内をされた。
ただ新年カウントダウンに間に合わすためか、試合間の間がなく、サクサク進むのは非常によかった。


ローマン・ゼンツォフVSマイク・ルソー
誰だよ!? という感じのマイク・ルソーだったが始まってみるとゼンツォフ相手に強さを見せつける試合。
今後どんどん上位に上がってくる可能性を感じられたけど、今後の大会がないし……。
テンポよく、わかりやすいという第一試合としての役割は果たせた試合。


川尻達也VSルイス・アゼレード
気負いすぎなのか川尻が全然動けていない。
テイクダウン後は川尻が毎回上になるが決め手なしでダラダラ続く展開。
正直つまらない試合。
ただ入場シーンの今までの溜めてきた想いと一夜限りの復活に対する複雑な想いが入り混じった胸が切なくなるような川尻の表情は素晴らしかった。


瀧本誠VSムリーロ・ブスタマンチ
文句なしにおもしろい。
ふつうの大会ならベストバウトに選ばれてもおかしくない試合。
瀧本とブスタマンチの手が非常に合って、立っても寝ても攻防が展開して見てて飽きない。
それだけに2ラウンドにダウンを奪った時に決められなかったのはダメだろう。
それをさせないだけの技量がブスタマンチにあったのか、瀧本に決める力が足りなかったのかはわからないけど、トップになれる選手は絶対ああいう所で決めるから。
いつの間にか瀧本が強さだけじゃなく”期待を抱かせる選手”になってたのが驚き。

多分こんな盛り上がりを期待して川尻を第二試合に持ってきてたんだろうけど……。
そこがダメでもきちんとこんな試合が生まれてしまうところがスゴイ。


石田光洋VSギルバート・メレンデス
かぶりつき試合第二弾。
この試合もムチャクチャおもしろい。
同じおもしろいでも、タイプが似てた瀧本VSブスタマンチとは違い明確にタイプの違う二人だがそれ故にかみ合う展開が素晴らしい。
単純に石田のタックルが入るか入らないかではなく、そこを起点に攻防が広がっていく。
ジャーマンが出たり首からバスターが出たりとファンタジスタな技も出るホントおもしろい試合。


三崎和雄VS三崎和雄
最高。
歴史に残る衝撃の試合。
あらゆる意味で奇跡の試合。
今思い出しただけでホント泣きそうになる。
リアルで残酷な世界だからこそ、奇跡的なドラマが起きた時にここまで感動するんだろうな。

技術的には三崎が数段上で特に蹴りに対しての対応に秋山の穴が見えた。
それでも秋山を中心に三崎がまわる展開で、しだいに秋山がプレッシャーを強めていくように見えたところが恐ろしい。
そして秋山が一撃で三崎からダウンを奪った時はホント怪物ぶりを見せつけられた感じ。
それでも心が折れない三崎が逆に一発逆転勝利。
会場の沸き様、一体感は史上最強レベル。これこそライブの醍醐味。

ただ試合後の三崎劇場は正直乗れなかった。
秋山の表情を見ても、とても三崎の思いが伝わったとは思えない。
まるで言語自体が通じていないかのような表情はホント怪物の名にふさわしい。


10分間の休憩
ここまでが最高な部分。
事前のカード発表の印象ではテレビ観戦で十分な感じだったが
いざ始まるとPRIDEの魂は健在で他では味わえないライブ感が最高。
選手とかカードとかではなくこの”場”がなくなる事がホントにもったいない。


エメリヤーエンコ・ヒョードルVSチェ・ホンマン
何故か休憩時間中にアナウンスが入り、Dynamite!!での生中継のため試合順が変更になったと言うありえない通知が。
会場のファンは暖かいので何とか乗ろうとするが煽りVTRでラストマッチとか言われてもどうすればいいのっていう次元。
ホンマンは入場時からあからさまにやる気が感じられない。
試合は予想通りにヒョードルの一本勝ち。
予定調和とは言えこれがメインならば気持ちよく帰れたのに。


桜井“マッハ”速人VS長谷川秀彦
ふつうの格闘技の試合。
キャリアの差か立ち技では長谷川の攻撃が完璧に見切られてるし
寝技になったらどちらも決めきれない。
元々試合順に疑問だったがそれを覆すこともない凡戦。
なにより会場の空気が一気に冷めてしまってるのでなおさら酷く見える。


青木真也VSチョン・ブギョン
急遽メインになってしまった青木。
これで相手がカルバンならまだ何とかなったけど、もはや青木の気持ちいい勝ち様しか期待できなくなってしまう。
だが実際の試合はブギョンが強かったのかダラダラとした判定決着で終了。
しかも年越カウントダウンぎりぎりだったためマイクアピールすらさせてもらえない。


あれだけライブ重視だったプライドがFEGとTBSが絡んだだけでこうも無残なイベントになってしまうとは。
上昇カーブで盛り上がっていた雰囲気が試合順変更で一気に冷め、最悪のイベントになってしまった。
色々な番組で言われているTBSの最悪振りを目の当たりにした形。